2015年12月12日土曜日

陣痛5 LDルームに入院

9時、LDルームに入院。

一言で言うと、モダンなリゾートホテルの部屋をシンプルにまとめた感じ。
3人くらい入れるジャグジーのような円形の水中出産プールがあり、
三人掛けの革張り白いソファ、高い天井、窓からのやわらかい陽、モザイクタイル貼りの床や、木の収納扉を兼ねた壁が、病院ぽさを感じさせません。

プールだけ写真がありました。夫がいつの間にか撮ってました。
水入ってないけど。

写真で見るよりリゾート感があって、ここですごく出産に対してやる気がでました。
一丁出したるぞー!みたいな。
今まで感じたことのない、たとえようもないやる気で、獲物を狩るぞ!!みたいな、興奮もあったので、あの時は部屋の良さにやる気が湧いたと思ってましたが、脳汁というか、お産に際してのアドレナリンやドーパミンの一発目出たのがあの瞬間だったのかも…と今となれば思います。

入院と同時に朝食が支給されました。ご飯、味噌汁、浅漬け、厚揚げの煮物、キューちゃん、とかですね。

お粥食べてきていたので、喉を潤したくて、確か牛乳を飲んだ覚えが。

10時過ぎ私の母がやって来ました。

交代で夫は一度家に帰ることに。
眠いのと、犬をしまったものの、6月にしては意外と気温が上がって来た日で、クーラーをつけないと熱中症になるかも、という恐れがあったからです。

続く

陣痛4 入院

昨日と同じルート、同じ手筈で夜間の入院受付へ。

が、昨日と大分違う。
お腹が痛くて、車の走行の揺れやガタツキが辛い。
天井の手すりにつかまって必死に身体を固定する。カーブがつらい。

一番辛かったのは病院地下駐車場の入り口の急カーブ、おぇぇーってなりそう。
お腹張ってカーブに耐えるのがつらい、「かなりゆっくり運転して…!」と頼んだほど。

地下駐車場からの移動もヨロヨロ、へたりこみそうなくらい。

なんとか這うように夜間入院受付へ、
証書、母子手帳、週数確認、ここまでは同じだったけど、
「車椅子いりますか?」の問いには、迷わず「お願いします…!」

夫の押す車椅子は恐怖の乗り物でしたけどね。

昨日と同じ相談室へ、6時過ぎに着き、内診とNST。

NSTでは張りの強さが分かるのですが、その数値をドキドキしながら見てました。

一番ガツンとくる張りは例えるなら、お腹の中でピッコロさんが口から卵出してる感覚(なんじゃそら)ぐらいの、
もう耐えられないよ…というレベルの強い張りがたまにくるのですが、
この痛さは陣痛マックスレベルの張りとどれくらい近いの、
というのが気になって気になって。

ちらっとみると50、70くらいの数値。
もし自分が限界、と感じているこのピッコロさん級の痛さが50とかだったら、
90以上でメータも振り切ると聞く、出産時の陣痛がきたら、
痛さで死んじゃう…と思って東尋坊に追い込まれたような絶望感を感じていました。

なんとか夫に頼んでNSTを見ていてもらうと、準ピッコロさん級の張りは100近いのが出ていて、ほっと安心。
ピッコロさん級なら神経性胃炎のマックス痛い時くらいだから、なんとかやり過ごせそう…と、これから来る痛みの恐怖はとりあえず覚悟することができました。
陣痛の波はだいたい10分の感覚なら、痛い山が30秒くらい続くような。
9分30秒は多少動いたり、会話できる感じ。

帰された昨日とは変わって、ここで入院は決まり。
が、なかなかLDルームへ案内されません。
「Sayaさんは水中出産をご希望ですよね、実は赤ちゃんの心拍が高く、130以下にならないと、水中出産のお部屋に案内できないのです、心拍が落ち着くまで待ちましょう」
と言われ、簡易ベッドで一時間ほど待機。
160、150まで出ていた心拍が130台になったのを見届けて、ようやく入院させてもらえることになりました。

続く

陣痛3 いよいよ本陣痛

食べ過ぎ…と夫に呆れられましたが、お腹パツパツで就寝…するも、また1時ごろから張りを感じます。

カウンターで計測、10分よりは間隔が広い。

そして4時ごろ、…かなり痛い。
痛さとしては、お腹が下る時くらい、トイレやベッドから立ち上がれない、脂汗が背中をつーっと垂れる、あんなレベル。
ちなみに私はお腹を下しやすいタイプなので、お腹が下るとか、神経性胃炎とかが過去体験したお腹の痛さのマックス比。

昨日の今日で起こすのは多分嫌がられるなと思いつつ、夫に「お腹張って痛い」と予告。

案の定、「えー我慢できない?」
と、眠いんだけど面倒くさい、オーラの返事。

その後30分耐え、もうこりゃたまらん、ともう一度起こし、病院行きたい、と伝えて出発することに。

犬をケージにしまい、私は入院グッズを持って支度していると、夫が何かをレンチンしている。

?と思うと、昨日の残りのお粥だった。「正念場かもしれないから一応食べておきなよ」、と言われて啜り込んで完食。
ここでお腹にものを入れたのは後でナイス判断に。

そして再び病院へ。

続く



陣痛2 出産前夜

夫にイラっときたのは、病院へ行ったことを実家に電話で報告した際、

「あー、なんかね、前駆陣痛だったから帰された」

と言ってたのです。

ちっげーよ!
前駆陣痛と微弱陣痛は丸で違うつーの!
微弱陣痛とはいえ、間隔が病院に言われた分数だったから、
入院しに行ったんだっうーの!

早朝に車10分運転したのってそんなに偉いのかよ。
お腹の張りをカウントして結局一睡もしてない嫁の横で
ぐーすか寝てただけのくせに、
随分簡単に人のこと馬鹿にしますね!!

とまぁ、腹の中では毒づきまくりです。
出産の参考書の一冊も読んでから用語使ってみろっつーの。
(かなりやさぐれている)

イライラしたので、クロワッサンをモリモリ食べ、疲れていたので昼まで眠り、起きて、運動せねば…と自宅階段の拭き掃除で昇り降り。

プラス、スクワットとかして、かなり動きまくりました。
夜は疲れたのと、ちょっと辛いものが食べたいなと食欲がわいたので、中華屋さんの出前を。
お粥(パクチー大盛り)、油淋鶏、ラーメン、などなど翌朝分まで注文してたらふく食べました。

まさかこれが産前最後の晩餐になるとは、その時全く知らなかったのですが…。

続く

陣痛1

出産前日(39週6日)、陣痛がきました。
寝たのが深夜1時ごろ、寝付けずにいたら2時、3時ごろからお腹の張りを感じます。
たまに痛い。

スマホの陣痛カウンターで計測すると20分から15分ほど。

明け方5時頃まで続き、間隔が約10分になったので、夫を起こして車で病院へ。

痛さレベルは「横になってたい位の生理痛」あたりでしょうか。

運転中夫はご機嫌で、「帰る時には俺もパバかぁ〜」なんて言ってました。

6時病院到着、日赤の夜間受付で産科に連絡してもらいます。
「何週何日ですか?」
「入院証書と母子手帳出して下さい」
「産科へ移動して下さい、車椅子いりますか?」
など、のやりとりがありました。車椅子は断りました。

産科ではいつもの検診とは違う、分娩室近くの入院エリアへ。

この時点で7時少し前、早朝の対応恐縮です。
相談室だったかな?簡易ベッドに横になり、助産師さんがNSTをとります。
「どれくらい痛いですか?…今日はまだっぽいですね…微弱陣痛ですね…今先生待ってますので」

それなりに痛いんですが、と説明しましたが、お産を起こすにはまだちょっとね、と。

検診の椅子に上がり、先生が到着したので内診、まだ子宮口1センチなので、今日は無いかなーというようなお話。(うろ覚え、翌日反省するのですが、確かにこの時まだまだ微弱陣痛だったのに、先生も助産師さんも誠実に対応して下さいました)

今日はお産も立て込んでるので、お家で美味しいもの食べて、歩いたり運動して、お産進めましょう。
焦って入院するより、ギリギリまでお家でいたほうがリラックスしてお産進みますよ、と。

じゃあ、どれくらい痛くなったらくればいいんですか?と聞くと、こうやって会話してられないくらい、とのこと。
翌日、その意味を身をもって思い知る私。

確かに陣痛間隔はまちまちだし、病院で「お産進めましょう、歩きましょう!」とスパルタされるのは嫌だったので、その日の入院は諦めて帰宅することになりました。

7時半ごろ、撤収。

ひどくお腹が空いていたので渋谷駅前のゴントランシェリエでクロワッサンとビエノワを買って帰りました。

帰りの車であからさまにがっかりしてた夫にちょっとイラっと来ました。

続く。

出産のこと

2015年6月上旬に女の子が生まれました。
40週0日、予定日の出産でした。

普通分娩で13時間、2824gでした。
出生体重は予防接種の用紙などで、何かと書かされ、
赤ちゃんのお世話では意外と日々の生活に登場する数字です。

日々の子育てで、あんなに鮮烈だった出産前後の記憶も
上書きされ薄らいできてます。
ぼちぼち思い出し書いてみようと思います。

2015年12月11日金曜日

塩豚と長ねぎの蒸し煮

キューピー3分クッキングを見ていて、
美味しそうだなーと思い、めずらしくテレビのレシピを作ってみました。

材料が簡単でイイ!
豚ブロックと長ねぎがあれば、家庭の調味料のみ&フライパン(と鍋)でできます。

塩豚と長ねぎの蒸し煮(キューピー3分クッキング)

一晩置くのがポイントですが、
蒸しあげはほったらかしでフライパンで柔らか〜くできました!

味も幸い評判良く、普段豚苦手な夫がまた作って!とリクエストしたので、
さっそく再び仕込んでおります。

今日は豚が安かったので良かった!…けど、ネギが高かったんだよなぁ、
明日ネギ安いといいなぁ。

*長ねぎは白いところの方がいい感じなので、白い部分で3本がよさそうです。

豚はおいしそうでお手ごろな赤身の塊を見かけても、
活かせる良いレシピを知らなかったのですが、これはバッチリ。
手数が増えて嬉しいです。

続き

明けて今日の夕飯に作りました。


湯通ししてネギ・水・酒と一緒にフライパンへgo!
強火でつゆが沸いたら、弱火で35分蒸し焼き!
一応20分〜25分で一回ひっくり返しました。



切って盛り付けてこんな感じ。
テーブルで撮れば良かったか。夫がいて恥ずかしかったので
キッチンの隅で隠し撮りです…。

今日のはもも肉だったのでちょっと固かったかな。
一昨日のフィレ肉はホロホロで最高でした。

肩肉があるので明後日また試してみます。

明日は初ピェンローの予定。うまくできるかドキドキ…!
(ミルフィーユ鍋が美味しいので、ピェンローも多分美味しいと思うのですが…)

スコッティファイン

皆様のお宅では、台布巾ってどうしてますか?
私は使いません…すぐ臭くなっちゃうんで…ちゃんとしたお宅は
漂白剤とか漬けてるんでしょうか。

まぁ何かしらの手段で洗うとします、そのままキッチンに干し場がある流れですよね。
台布巾が干してあると、食器拭きと混同しないでしょうか。
混同したらまた食器洗直さないと嫌な訳で…。

ダラ奥な私はもったいない気持ちを持ちつつ、テーブルは除菌ウエットティッシュで、
シンク周りはキッチンペーパー(水拭き+アルコールスプレー拭き)の使い捨てです。

老眼の主人はシンク周りにに汚れを飛ばしまくりで、
正直拭き掃除は結構腹の立つ作業なんですよね…。
(なんでこれ拭いていかないんだよ!!って)

今日はそんなシンク周りの拭き取りに革命がおきました。

洗って使えるペーパータオルscottie FINE
「ギュッと絞れる、くり返し使える」のパッケージの触れ込みに
言うほどじゃないっしょwとタカをくくって購入。

…参りました…!
すごい、ペーパータオルと思えないほどの耐久性。

水拭きして、すすぐ。(大まかな汚れ取り)
更にもう一拭きして、すすぐ(拭き上げ)
アルコールスプレーして、すすぐ(仕上げ)

まだまだ拭ける!裂けてない、ボロボロにならない…!

あまりの持ちの良さに驚き腰が砕けそう。
なんて仕事ぶりだ!すごいよ!

そのままシンクの水気も取ってさっぱり。
シンクの水を取れると翌日シンクピカピカにできるのよね…。

1カット分を使い倒してゴミ箱へ。こんまり。
いやーすごい。不織布だと使い捨てでは抵抗ありますが、
不織布との差は

・不織布より水気を吸う
・不織布より目が細い(気がする)、ふんわり感がある
・1枚当たり爆安3.5円くらい

キッチンペーパーの水気を吸う使いやすさと価格、不織布の耐久性
を併せ持つ、すごい奴です。

捗るね!!キッチンのお片づけがんばれそうです…!
半年ぶりにブログを書く気になるくらい感動した!

6ヶ月書いてなかった・・・!

久々に書いてみようかということがあってみてみたら、
なんとこんな駄文集にボチボチアクセスが!

すみません、無事出産して娘と戻ってきております。
犬たちも含め、家族仲良く暮らしております。

そして娘は今週無事にハーフバースデーを迎えました。
最後にブログ書いた翌日、予定日に出産しました。

39週まで書いてあるのに、産後の報告なかったら、
何があったの?!って思いますよね。

39週の話書いてるときまで全く閲覧履歴無いブログで
まぁ誰も見てないしーと、ちょっと気を抜いてました。

6ヶ月も放置してごめんなさい。
アクセスしてくださった方ありがとうございます。

安産だったので、特に何があったというお産ではないのですが
ぼちぼち折をみて、出産の思い出も書きたいと思います。

最後に書いたのはピザの話かーあぁ…あのピザ本当に美味しかったなぁ…!
自分で自分に飯テロですよ!じゅるり。