2015年12月12日土曜日

陣痛4 入院

昨日と同じルート、同じ手筈で夜間の入院受付へ。

が、昨日と大分違う。
お腹が痛くて、車の走行の揺れやガタツキが辛い。
天井の手すりにつかまって必死に身体を固定する。カーブがつらい。

一番辛かったのは病院地下駐車場の入り口の急カーブ、おぇぇーってなりそう。
お腹張ってカーブに耐えるのがつらい、「かなりゆっくり運転して…!」と頼んだほど。

地下駐車場からの移動もヨロヨロ、へたりこみそうなくらい。

なんとか這うように夜間入院受付へ、
証書、母子手帳、週数確認、ここまでは同じだったけど、
「車椅子いりますか?」の問いには、迷わず「お願いします…!」

夫の押す車椅子は恐怖の乗り物でしたけどね。

昨日と同じ相談室へ、6時過ぎに着き、内診とNST。

NSTでは張りの強さが分かるのですが、その数値をドキドキしながら見てました。

一番ガツンとくる張りは例えるなら、お腹の中でピッコロさんが口から卵出してる感覚(なんじゃそら)ぐらいの、
もう耐えられないよ…というレベルの強い張りがたまにくるのですが、
この痛さは陣痛マックスレベルの張りとどれくらい近いの、
というのが気になって気になって。

ちらっとみると50、70くらいの数値。
もし自分が限界、と感じているこのピッコロさん級の痛さが50とかだったら、
90以上でメータも振り切ると聞く、出産時の陣痛がきたら、
痛さで死んじゃう…と思って東尋坊に追い込まれたような絶望感を感じていました。

なんとか夫に頼んでNSTを見ていてもらうと、準ピッコロさん級の張りは100近いのが出ていて、ほっと安心。
ピッコロさん級なら神経性胃炎のマックス痛い時くらいだから、なんとかやり過ごせそう…と、これから来る痛みの恐怖はとりあえず覚悟することができました。
陣痛の波はだいたい10分の感覚なら、痛い山が30秒くらい続くような。
9分30秒は多少動いたり、会話できる感じ。

帰された昨日とは変わって、ここで入院は決まり。
が、なかなかLDルームへ案内されません。
「Sayaさんは水中出産をご希望ですよね、実は赤ちゃんの心拍が高く、130以下にならないと、水中出産のお部屋に案内できないのです、心拍が落ち着くまで待ちましょう」
と言われ、簡易ベッドで一時間ほど待機。
160、150まで出ていた心拍が130台になったのを見届けて、ようやく入院させてもらえることになりました。

続く

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