2015年6月5日金曜日

妊娠後期の記録 39週5日 おしるしあり

前日の検診では、子宮口まだまだ指一本分もいかないくらいの開きだから、
お散歩頑張りましょうね、と助産師さん。

来週の検診まで生まれなければ入院の日程組みのお話をされる感じかな?
金曜か月曜日から入院とかになるんじゃない?

とのことで。
まぁ、入院予定日に陣痛くる人も多いのよ!と明るーく仰る助産師さん。

あまりに出産ラッシュだと、水中出産ができないので、「ここのところは出産の数多いのでしょうか?あまり混んでない日に当たりたいなぁ」
というようなことをぼやいたら、

昨日満月だったから、多いし、5月は多かったよー。
でも、もしビッグウェーブの日だったら、乗らないと!!

うぇ?ビ…ビッグウェーブですか?

そうよ!乗らないと!このビッグウェーブに!!ってぽんぽん生まれる日に、たまに乗り遅れてる人いるからね?
あれ?乗れなかった?
みたいな置いてけぼりは勿体無いよ!!

と、幻覚のモヒカンが見えそうなくらい、ビッグウェーブを強調され、爆笑しながら相談室を出ました。

なんか笑ったら色んな不安がすっきりして、そっか、ビッグウェーブに乗れば良いのか。と愉快に帰宅。

犬の散歩してたら微妙に食欲不振だったダウナーな感じが落ち着き、不意に街角のイタリアンなハーブの香りに刺激され妙にピザが食べたくなりました。

冷凍ピザをスーパーで買おうかくらいの気持ちでしたが、夫がせっかくなら食べに行こう、と駅の向こうまで歩くことに。

初めてのお店、ピッツェリアアルフォルノさんへ。

イタリアンの小皿料理も美味しいながら、店内の窯で薪をくべて、焼きたてのピザを出してくれます。

大きいピザはハーフ&ハーフで美味しいとこどり。
一枚で二人お腹いっぱいになりそうでしたが、あまりの美味しさに、もう一枚食べたい…と悩んでいたら、小さめのピザを用意して下さいました。

二枚、4種のピザを食べて大満足。
世の中にあんなに美味しい食べ物かあるとは…。

具の美味しさもさることながら、ほんのり焦げたピザの淵の香ばしさ。
ナポリピザ好きになりました。

そんな大満足の夕食を終えたものの、寝つきが悪く、眠れない夜を過ごし、朝、とうとうおしるしが…。

割と生理っぽい感じで、ここからお産が早まることもあるらしい、とお風呂を沸かしてもらい入りました。

横になって、あまり食欲も湧かず、陣痛待ちな感じです。

どうなることやら。


2015年6月4日木曜日

妊娠初期の記録15 結婚式を準備する5 犬と前撮り

結婚式の準備が人任せなくせに、文句ばっかりの夫。

「当日犬がいないなんて寂しい。。」

うるせー!!!!!だったら自分で会場探しやがれ!!!!
はぁーー面倒臭い。

でも、大事な家族の愛犬が、夫婦の大事な日に不在なのは確かに寂しいものです。

…と考えた末、そうだ犬と前撮りしよう!と。

そもそも前撮りはそんなに興味なかったのですが、
・マタニティなお腹が結婚式当日どれくらいに成長しているのか不安。
・また和装で当日調子悪くなったりして、思ったような写真撮れなかったらやだな。

などの、自分への保険として。

以前から、いつか愛犬にドレス着せてスタジオ撮影したいなという夢があったこと。
じゃあその写真をウエルカムボードにして、
お見送りのプチギフトを愛犬のクオカードにしよう。
と転用方法を思いついたこと。

式当日は色打ち掛け&洋髪が良いので、全く予定のないウエディングドレスくらいは
前撮りで着るのも悪くないかなというコスプレ的な発想。
(ウエディングドレスあんまり着たいと思わなくて…カラードレスは良いのですが…)
白無垢着るのもそんなに価格がかわらないということで、
じゃあ和装でカツラも一生に一度体験したい!とこれまたコスプレ的発想で
白無垢&カツラにも挑戦することに。

結果、本番ではやりたくないけど、写真で残すにはいいかな…という美味しいとこ取りの体験ができて、すごく良かったです。

しかしペットの撮影okでウエディング前撮りというスタジオって、とても少ない。

関東に多数お店を持つ、ラカンスタジオさんで予約をとることができました。

予約と衣装選びを兼ねてお店を訪問。
ウエディングドレスは10種類ほどあり、その場で試着して予約。

本番のドレスは調整細かくしたり、下着の指定も細いのですが、
前撮りのドレスはかなり適当でした。

とはいえ、一応下着あったほうがいいだろうし、本番しか使わないのはもったいないからと前撮りに合わせてマタニティビスチェをネット通販で購入。

ドレス屋さんで買う半額くらいで準備できて良かったです。

撮影は成人式が一波引いた後の1月半ばに予約。
前日に犬のトリミングと、自分のシェービングを予約し、
準備ばっちり!

シェービングの体験から。撮影当日に続く。







妊娠初期の記録14 結婚式を準備する4 招待状を出す

申し込み後、一回目のプランナーさんとの打ち合わせへ。
(営業マンさんは初回だけで、会場直属のプランナーさんに交代、
営業マンさんは幾つかのレストランを掛け持ちしているそう、
お会いしたのは試食会の時だけでした)

当日の大体の流れを相談します。

・ケーキカットしたくない。
 代わりに鏡開きがしたい。
 でも普通の鏡開きだとつまらないので樽クラッカーで。

・仲人無しなので、乾杯は身内だけど、うちの親父は話が長いので
 小3の甥っ子に手短にやってもらいたい(お正月にお年玉で買収予定)

・お色直しは悩み中、和装だけでも良い気がする…。

・料理は拘りたい。
・歓談時間はたくさんとりたい。

みたいな希望を伝えたところ、
甥っ子の乾杯はかわいいからきっと盛り上がりますよ!とノリノリのお返事が。
ただ、クラッカーは初めてなので、商品詳細が欲しい。
お色直ししないと時間があまりそうです…というような反応でした。

その上でプランナーさんからは年内にやること、
1ヶ月前までに準備することのスケジュール表をもらいました。

年内…招待客の決定と、招待状の発送
(1ヶ月前までに返信をいただきたいので逆算して)
神社の申し込み

1ヶ月前
 テーブル配置(これしんどかった…)
 料理の試食とコース内容決定
 衣装の選定、申し込み、衣装合わせ
 会場装花
2週間前
 ペーパーアイテムの納品
 BGMの選曲
 プロジェクターで映すプロフィールの作成
 (死ぬかと思った)
 引き出物最終選定(ダンボール1個分のカタログの中から…)

てなことを、こなさねばならなかったのですが、

ペーパーアイテムは自分で作る、と決めたものの、
招待状は時間がないので、プランナーさんにお願いし作っていただきました。

いやぁ、宛名に自信が無いんだよなー筆耕頼めるなら良かった!

とか思ってたら、「お時間がありませんので、ご自身で書いていただきます」
とのこと。マジですか。
1ヶ月以上ないと頼めないんだって!(号泣)

いっそシルバー人材センターに頼もうかと思いましたが、
ネットで裏技発見。

毛筆体でプリントした宛名を、ライトボックスで透かしてなぞる、という方法。

自分の字ではとんでもない仕上がりでしたが、
トレースの宛名でなんとか見られる仕上がりに…。(それでも下手だけど…)

しかし30通以上の書き起こしは腱鞘炎になりそうなほど辛く、
年の瀬にひたすらお習字する真夜中。

年賀状に混じると困るので26日までの投函を目指して、
毎晩の筆耕。

やっと完成!お祝い切手を貼り投函(大安とか気にする余裕なし)。
夫は一切手伝わず、恨めしい年末でした。

ただ一つ、しんどい中報われたことが。
死ぬほどトレースで筆字に取り組んだ結果、
ミミズの這ったような私の字が、やや美文字に…!

うまくなっている…!お習字って意味あるんだ!住所と宛名書いただけだけど!
というささやかな大発見の2014年末でした。

妊娠初期の記録13 結婚式を準備する3 あえて仏滅選んで大胆交渉

12月上旬、忙しいとブーたれる夫を引きずり、試食会へ。

披露宴会場候補はお世話になったので名前を伏せますが、白金の洋館レストラン。

一人3000円くらいで土曜の夜にミニコースを試食。
他に3組くらいいらっしゃいました。

木造の洋館で、夫も雰囲気が気に入ったらしく
(単に面倒でそれ以上会場を回りたくなかったのだと思うが…)

食事もそこそこのクオリティで、満足でした
(まぁ3000円でしたので、小手調といいますか。本番はもっと良かったです)。

ただ、会場はMAX45名(新郎新婦込みで)のため、ゲストは絞らないと
いけないのと、45名はかなりきついテーブル配置のため、
40名以下が望ましいでしょう、と。
また1日2組で回しているので、昼間は10時に挙式、12時披露宴スタートと決まっている、とのことでした。
(そして、16時には完全撤収で18時から別組で回しているとのこと)


私はここが正念場…と、ディスカウントする気満々だったので
・もう1件、候補のレストランがあるが、これから下見にいく予定なこと
・ゲストが関東近郊(片道2時間近く)から来るため、
10時挙式は支度時間を考えるとホテルを取らないといけない。
もし11時挙式(その日は私たち1組限定)に対応して披露宴を組んでもらえるなら
即決する、2月は繁忙期ではないから、可能ではないですか?

と、神社の最新予約状況も添えた上、その場で予算交渉。

15分くらいで、その場で具体的な金額
(営業マンの権限内でのディスカウント有)を出してもらいました。
2月最終の日曜日(仏滅)はまだ予約ないので、1組使用に応じましょうと。

相談会でその日に申し込みすると
神社からのタクシー10台分プレゼント、迎賓時生演奏プレゼントのサービス
があったのですが、
「さすがに今日初見で今この場で試算表を判断できない、この場で申し込みはできないから、3日待って欲しい。けれど3日で申し込みするので、タクシープレゼントは付けて欲しい。」
と交渉すると成立。

自宅でじっくり試算表を吟味し、
持ち込み料かからないものがかなりあったので、カット。

・ペーパーアイテムは自作
・ウエディングケーキはいらない(ケーキ入刀したくない)
・ブーケ持ち込み
・ビデオは不要
・司会者は友人に頼むので、持ち込み料カットして欲しい

などなどで、金額を削ってもらった上で、
親兄弟に、仮の日程を相談。
問題なかったので手付けを支払い、スタート価格が決まりました。
(そこからどんどん増えるのはご存知の通り…)

仏滅価格はおいしかったです。

お義母さんに仏滅!?っていわれましたけど、
調べてみれば、そもそも六曜と神社って無関係なんですよね。

大安にするだけで、神社のスケジュールはギチギチだわ、
会場代は跳ね上がるわ、衣装屋さんもゲストの美容室もてんやわんや…
…本当に良い日なのでしょうか?

そもそも夫の考え方はいつも、不運だったり、ツイてないようなマイナスな
出来事を笑いに変えたりネタにしたりと、
仏滅的な要素で飯を食ってるようなものなので、
仏滅で嫌なことやトラブルが起きるっていうなら、むしろどんと来いよ、
私たちらしいさ、と思えてました。

スピーチに入れたかったけど、まぁわざわざいうことじゃないかと
カットしましたが、仏滅気にしないと選択肢広がりますよということで。

…死にそうになった具体的な準備へ進む。


妊娠初期の記録12 結婚式を準備する2

前説が長くなりました。。

まぁ状況としては、夫は結婚式やる気がないわけです。
私は一応神社婚したいなという夢がある訳です。
…独り相撲です。切ないね。

そして6月上旬の出産予定から、タイムリミットが決まってしまいました。
年の瀬近づく11月、
・神社の選定
・レストランの試食会の情報
・予算の設定
・出席親族への打診
・おおよその日取り

をパズルのように考えます。。
一応2人の希望としては、食事だけは美味しいところで…というのがありました。

以前は主に近さだけで明治神宮にこだわっていたのですが、
神社が事務的すぎて披露宴&衣装の連携上、
利用者にはあまり親切ではない…というのがネックでした。
私はスケジュールバタバタになるのが目に見えていたので、
なるべく親身になってくれる式場がいいなと。

*ただ明治神宮は親族の顔合わせの広間や待合が充実しているのと、
式が文句なく荘厳なのは間違いないです。
普通のカップルが半年以上かけて準備するなら問題ないでしょう。

唯一出掛けたウエディング試食会、明治神宮から近いホテル、
某セ○○○ンだったのですが、びっくりするくらい美味しくなかった…。
有料試食会で一人5000円だったので期待しすぎたかもしれません。
お土産にテーブルフラワーをいただいて、それだけで3000円くらいは
しそうだったのですが、
いや、だったら本気で5千円分の料理を出してよ…と
膝から落ちそうなくらいがっかりしましたね。
2千円のランチでも微妙な味だったな…。

あまりの美味しくなさに、その後の試食会巡りは全く実現しませんでした。。
カップル力の見せつけあいみたいな空気もきついけど、
有料でまずいって…。

金田中とかだったらおいしかったのかな…会場代がほとんどっぽいですね。。

そんな程度のウエディング経験値の私たちですが、色々絞った結果。

・2月が安い。(さすがに3ヶ月は最低準備期間がいるが3月は混んでいる)
・芝大神宮がよさげ
(待合が広い、エレベーター付きでゲストが階段を回避可能、参進の儀がある)
・神社提携のレストランウエディングにする 30名100万円程度の予算で2会場候補が
・犬okな会場で、和装は厳しい…。
・前撮りで犬と写真を撮る

という内容で固まりつつ、
2会場に絞って12月頭開催の試食会になだれ込むことになりました。

…続く。

試食会はゼクシィから予約したのですが、最終的に成約までいったので、
その後のアンケートで5000ポイントもらい、
赤すぐの通販ポイントで流用することができました…。

2015年6月3日水曜日

妊娠初期の記録11 結婚式を準備する1

2011年に入籍した私達夫婦。
震災婚ではなく、2011年の正月に今年は籍を入れよう、とお互い話し合って決めていました。

29歳になる年だったので、もうそろそろかなと。

春くらいに式場見学と親の顔合わせ、夏の私の誕生日に入籍(結婚記念日忘れられるとキツイので、…忘れても誕生日と被せてあれば気にならないかなと)、秋に挙式、新婚旅行。

そんな予定を考えて、正月には親に報告し、神社は明治神宮のパンフ貰って、セルリアンの試食会に行って、東急のウエディングサービス会員申し込んで…なんてのほほんと準備するしてましたね。

震災の日までは。


震災以降、夫のスケジュールはめちゃくちゃでした。

出版系の仕事のため、校了が信じられないくらい早まる早まる。
土日も返上で締め切りが繰り上がる。

聞いた話では、雑誌の紙が在庫払底。
作っていた唯一の気仙沼の工場が流され、昔の技術が残っている工場で代替生産に入るという、ギリギリの状況の印刷現場。

そして沼津にある印刷所は計画停電地域に入り、一度動かした輪転機は止められないため、さらなる繰り上げスケジュールでの入稿が必要に…(結局一度も計画停電はなかったものの、2011年の夏だけでなく、冬も計画停電は予定されていました)。

あの日までは木曜、金曜はだいたい休みで、連続休暇も三ヶ月くらい前以て予定日組めば作れたのですが。

2011年という年は、全く何も予定が組めずに、ただただ、電力不足でpcが使えなくなることに怯えて日々ギリギリのスケジュールを、プライベートなんて誰もがなげうって過ごしていました。

東北の方々の大変さに比べれば、家がある都民なんて大した問題ではなかったのだけれど、
皆、仕事がキャンセルになったり、普通に売っていた物は無くなり、小さな子供を抱える家庭の親は時に放射能の誤った情報に惑わされ、余震に怯え…気が狂ったような時間だったと思います。

10階のマンションだった夫の仕事場(現自宅)も壁紙がよじれ、ヒビ割れたり、倒れた家具で穴があいたりしました。
が、もっと高いマンションに住む人達は免震構造のため、家のなかがめちゃくちゃだったといいます。
天井と壁紙のあたりの継ぎ目がヨレたり、一度地震で揺れると船のようにずっと揺れ続けたり、エレベーターは停まり、ロビーで呆然とする人が沢山いて、2011年の4月は階段で登れる高さの部屋に引っ越し希望の高層マンション住民が沢山出ました…。

その辺は、結婚話と関係ないのですが、
なんで、結婚式しなかったの?と聞かれて、
「震災だったから、大変だったよね…」と
言っても、あまり大変さを思い出してくれる人がいないので…。
お祝いごとなんか、やれる雰囲気なかったじゃんね。
その年は大学の入学式とかもみんな「自粛」。
あまりに沢山の命が失われたばかりだったけど、一生に一度のお祝いであってもなんとなく大っぴらには祝えない空気がありました。
でも、結婚ラッシュのタイミングだったから、震災後の2011の春だけで2件は結婚式あったけどね…。


…とても色んなことをやれる雰囲気ではないなか、唯一予定通り叶ったのは入籍で、無事に自分の29歳の誕生日に婚姻届を出して、夫婦になりました。

そして、年が明けて2012年、夫の長期の仕事が終わった秋頃、長く入院生活が続いていた義理の父が亡くなりました。

翌年2013年秋、一周忌を終えた頃、義母に「あなた達もそろそろ、結婚式したらいいんじゃない?」と言ってもらい、すっかり諦めていた結婚式も、身内だけので良いから準備しようかな…
という気になりました。

長い長い前フリですみません。

2011〜2013は、夫は最悪に精神状態良くなかったです。
震災からの無理なスケジュールをこなして、信頼していた知人に酷い裏切りを受け、色んな泥をひっかぶり、大変な中、父を見送りました。

振り返ると、…もう二度とあの時期は過ごしたくないな、と思う、地獄のような時間でした。
でもその辛さがあるから、夫婦のつながりもあるのかな…と振り返って思います。

妊娠初期の記録10 実家・義実家への妊娠報告

11週目に入ったあたり(いわゆる三ヶ月目あたり)で、そろそろ親に報告をしようか、という話になりました。

翌月は師走。
結婚して三年目ですが、大体のところ
大晦日と1日は夫婦で過ごし(31日まで仕事してることもままあるので…)、2日に夫の実家へ、3日に私の実家だったり、お墓詣り&親戚と親で食事会だったり…なスケジュールでして。

ぼんやりとお正月は顔を出します、出しませんな連絡を入れるのが11月中旬くらい。
なので、それより前の11月頭に一発報告しときたいな、という算段でした。

皆さまのお宅はどうですか?
やはりお盆だ、連休だ、法事だ、お祝いだ…顔合わせするタイミングより前にまずは電話でというのは普通ですよね。メールじゃあまりに味気ないし。
返事の応酬になりそうですし。


そういう流れで、そろそろお互いの家に報告しましょう、ということになりまして。

まずは夫の実家からね、と。

が、夫は面倒くさいからお前説明してくれよ、みたいなことしか言いません。
そんな報告は嫁から聞きたい訳ないだろ!と思い、お義母さんに電話が繋がったタイミングで
「◯さん(夫)から、ご報告があるので」と強引に代わってみました。

どんな説明するのかな…と思って見てましたが、
「あのですね、子供ができたみたいなんですよ。よくわかんないけど!
…何週目?…よくわかんない。あまり俺はわかんないんだけど…。嫁に代わるね!」
(全体的に怒り気味にイライラ口調で)

…はい、0点ですね。
隣で私は氷点下ですよ。

電話の前に何週目とか説明したろーがよー。
母子手帳もエコー写真も見といて、なにがよくわかんないだゴルァ!

本当にどうしようも役に立たないですな。
馬鹿じゃねーのコイツ。

まぁ、お義母さんはびっくりしつつも普通にちゃんと分かって下さって、
何週目で予定日いつですとか、順調でこれから近所で産院探しますとか、私の体調のこととか、性別とかざっくりお話して、(双子じゃないのー?)って何故か良く聞かれたなぁ…沢山産まれて欲しいという希望かな…お互いの家に恐らく双子は全くいないのですが…。
そういう訳で、お正月のスケジュールは直前の調整にしたいです。

と、無事報告できました。

夫のヘタレぶりは予想通りでしたが、上手に説明できるとはハナから思ってなかったけども、あそこまで他人ごとみたいな言葉が平気で言えるとは思わなかったな…。
思い出すと今でもイラっと来ます!

詳細は分かんなくてといいから、せめて嬉しい報告だっつー表現と、予定日くらいは自分で言って欲しかったな。
それなら禍根が残らなかったろうに。

自分の実家には普通に自分で電話して、母と祖母に。
喜んでくれて、なんでも手伝うわよ!と母が一応言ってくれたのは言葉だけでも嬉しかったです。(あんまり期待してないし、むやみに張り切られても困るのですが…)
祖母も元気に喜んでる声がして、泣きそうになりました。

結婚式やるならやっちゃいなさいよ、という話と、ところでお父さんには連絡したの?という質問が。

えー恥ずかしいから母さんから言ってよ、と頼んだのですが、
母「ダメよ!アンタから電話しなさい!そして、一番先にお父さんに電話したフリしときなさい!

もう二本も電話して疲れたよ…面倒くさい…と思いつつ、仕方なしに単身赴任中の父にも報告を。

父「おぉ、そりゃおめでとう!、母さんは知ってるの?」

私「(一秒くらいの間に、ものすごい逡巡葛藤の嵐…)
あぁ、
…これからダヨー!」

父「そうか、連絡いれときな!じゃあ身体大事にな」

ガチャンツーツー

墓まで持っていく秘密が一つ生まれた瞬間でした。

まぁ、ついた方がいい嘘もあるよね。
父ちゃん一番どころか三番目ですまん…。。

わが家らしい、エピソードです。。

妊娠後期の記録 38・39週目のメモ書き的な…。

予定日真近となりました。
うっかり38週に予定を沢山入れてしまった私。。

38週1日 大掃除
38週2日 レンタルベビーベッド到着&最後の美容院通い
38週4日 検診、NST
38週5日 春風亭小朝師匠の独演会観覧
38週6日 中高の先輩(三月に三人目が生まれたばかり)のお宅にお邪魔
39週0日 地震にびっくり
39週1日 同級生とランチ(最後の晩餐的な…)

な感じで先週から今日まで過ごしてました。

日赤のエコーでも羊水は増えてたらしく(知ってたけどね!)、ほっとしたら急に39週という時間の無さに焦り始め、遮光カーテン取り付けと、ルンバのセットアップ、ガーゼハンカチの仕上げ…と猛烈に動きまくりました。

ベッドが届いた時点で、結構片付けが出来てたので、ちょっと自分の自信になりました…。

検診の待ち時間が暇で、大学時代の同級生二人(子持ち)に臨月だけどまだだよ、のメールをした所、それぞれ陣痛の話とかを聞かせてくれて、一人は就寝中の破水からだったとのこと…。

以来、寝る時と出かける時、赤ちゃん用に買った防水マットを用意しております。
まさか赤ちゃんより先に自分が使うことになるとは…!
小朝師匠の観覧中も椅子に敷いてました。

同行の夫は色々シュミレーションして気が気じゃなかったらしく、正直スマンカッタ…。と思いました。
そんな落語みたいならこと起きないよ…!

一緒にランチを食べに行った友人も、独身なのでちょっと歩く間なんかにも気を遣わせちゃって…!
元気だけど、自分の目の前で産気づかれたら怖いもんね。
家から10分くらいのお店だったんですが…スマンカッタ。

そういう意味では子供三人の先輩の前ではお互い、余計な緊張感全くなく(笑)

おしめ替えや授乳を挟みつつ、赤ちゃんの話やお互いの近況をお話できて楽しくもとても学ばせていただくお時間を過ごせました…。

39週は猛烈に片付けしたくなり、前の家で使っていたルンバをセット…してみたところ、久しぶりすぎてバッテリー切れ。
バッテリーを取り寄せ、交換して無事にお仕事をしてくれるようになりました。
ルンバがあまりに優秀すぎるのとうちの埃の多さに死にそうになりつつ、掃除に励んでいたら、あの地震(都内震度4×2)。

2発目が長いうえにグラグラ来て、流石に怖い思いをしました。
お腹大きいと、急に逃げられないですね。
夫がいてくれて、犬を守ってくれたので良かったです。3.11以来、緊急地震速報の音が犬のトラウマで…、地震も怖がるようになってしまいました。そばにいてあげないと。

幸い家の中がちょっと片付いてたので、物が落ちることもなくて良かったです。

パニクる人間を尻目に地震の中でもルンバは堅実に掃除を続けていて、流石地雷原からやって来ただけある…とそのプロ根性に改めて惚れ直しました。
掃除後のメンテをより丁寧に仕上げてあげるくらいしかできないけど…。

ルンバに負けじと掃除していた私ですが、なんだか疲れてしまい、今日はグダグダ。
寝つき悪くて睡眠不足、お腹も張るし、食欲もなくて、恐らく前駆陣痛で足の付け根が痛くて、家から出たくない気分。
拭き掃除と洗い物なんかの室内作業は良いのですが、買い物と食事の支度はどうにも気分が乗らなくて(する元気が出なくて)、初めて夫に頼みました…。

食べたい物も豆腐とかプリンとか、フルーツとか…、なんか調子悪い。

粗食な1日を過ごしたのに、体重計のったら増えてました。
理不尽だよ臨月のワガママバディ…。